工事を依頼!民間工事の仕組みとは

見積もりの結果で判断する

複数の業者に見積もりを尋ねる

1つの業者に見積もりを聞いただけでは、安いのか高いのか判断材料が少なくてわかりません。
他の業者なら、もっと安い料金で工事を請け負ってくれるかもしれないので、できるだけ多くの業者に見積もりを聞いてみましょう。
最低でも3つの業者、余裕があれば5つ以上の業者に聞くことをおすすめします。

民間工事は入札のルールが細かく決められておらず、業者が提示した見積もりの結果でどこに依頼するか決めることが可能です。
実力が高くても、予算を超える場合は考え直す必要があります。
また少しなら値下げしてくれる業者も存在するので、どうしても希望する業者があるなら、丁寧に交渉しましょう。
値下げを強要するとこちらの印象が悪くなる場合があるので、言葉遣いや態度が重要になります。

安すぎる業者は警戒しよう

ある業者に見積もりを聞くと、他の業者よりかなり安い料金を提示されるかもしれません。
お得に民間工事を依頼したい人は、そこに依頼したくなりますが、そのまま契約するのはやめましょう。
なぜそんなに安いのか理由を聞き、納得できた場合は契約に進んでもよいでしょう。

また契約書に不審な部分がないか、隅々までチェックすることも大事です。
悪質な業者は大切なことを小さな文字でわかりにくく書いたり、記載していなかったりするケースが見られます。
契約を焦らせることも多いので、今なら安いという言葉に釣られないようにしましょう。
信頼性の高い業者なら、こちらに考える時間をたくさん与えてくれます。
不安に感じたら保留にし、よく考えてから契約に進みましょう。